外壁には、サイディング(窯業系・アルミ)モルタル、アルミ、スチール(鉄板)、タイルなどがあります。壁の下には防水シートが必ず施されています。この防水シートが経年劣化により破損し始めると雨漏りの原因となります。たまに、雨漏りの調査で壁を壊すと、防水シートが施工されていない建物があります。これは欠陥ですが雨漏りが起きる前にケアをすれば費用も最小限におさえることができます。
(※)ALCはコーキング(シーリング)が施されたパネルの継ぎ目で建物の動き・歪みを吸収する構造になっているので,それ以外の部分にひびが入ることは少ないですが、吸水性のある素材ですから、塗装による防水性が失われて,浸み込んだ雨水が芯の鉄筋・金網にまで達するようになると素材が劣化します。
鉄は錆びると膨張します。
右の写真は、その膨張する力によって、パネル自体が 内側から割れてしまった物で上の写真のひび割れ部分を取り除くと、下写真の様に内部の錆びた鉄筋が露顕します。
外壁塗装の劣化による粉末化(チョーキング)
こうなると、防水性の失われた事による水分の内部浸食が心配されます。
先鉄筋の爆裂が起こると、そのまま放っておけば更に費用が掛かる結果になりかねません。
屋根材には、スレート系(コロニアル・窯業系スレート板)、金属系(ガルバリウム鋼板・銅版)、粘土系(瓦)センメント系(コンクリート)などがあります。
一般的な住宅の屋根には必ず防水シート(ルーフィング)が施されています。
紫外線や雨にさらされ、一番傷む場所ですので雨漏れが起きないよう注意し、お手入れを忘れないようにしましょう。
(※)耐用年数は商品によって違いがあります。種類別の一般的な考え方です。
屋根のお手入れにはGAINAをお勧めします。
当社がよく扱っているのはFRP防水です。
FRP防水は、強度が大きく耐久性に優れてます。
軽量かつ強靭で耐水性・耐食性・耐候性に優れていることが特長です。
環境にもよりますが、10年以上もちます。
7〜8年くらいするとトップコートが切れてきますので塗り替えると良いでしょう。